この舞踏譜はモーツァルトの曲ではない
まずはコチラ↓↓↓
うん、モーツァルトの曲ですね、ベルサイユのばらにもチラッとだけ出てきていた(確か回想シーンだったような)あの人ですよ。
分かりやすく言えば、音楽室に飾ってあるあの中性的な美形の人。
※実際はそうでもなかったという話を聞いた事がありますが、それは今回置いておきましょう😅
こちらの音の方が今の時代になじみのあるピッチですね。
音源はコチラ↓↓↓
そして舞踏譜はコチラ↓↓↓
基本的なステップばかりなので、まぁ何とか読めます。
続きの舞踏譜はコチラ→Le Menuet d'Espagne
でも、こちらの動画を見て・・・
お、おや?
舞踏譜を読んで踊っているためフィギュアは全て同じですが、先ほどの上の2曲と音源が全然違います。
上記動画のそれぞれの楽譜はコチラ↓↓↓(画像はYouTubeより)
さらにおや?と思ったのが、先ほどの楽譜2曲と舞踏譜の譜面と違います💦
それに、舞踏譜の発行年は1715年。モーツァルトの生まれた年は1756年……
そこから得た結果は
舞踏譜の曲はモーツァルトの曲ではないという事です。
CDにも舞踏譜の曲名で収録されているので、楽譜が読めない人、クラシック曲に詳しくない方は、舞踏譜の曲はモーツァルトの曲だと勘違いしてしまう可能性が高いのではないかな?と思います。
なので、CDを聞くとき本当に曲名と舞踏譜と一致しているか確認は必要だと感じました。